何故世界1になれなかったのか?何故世界2位になれたのか?
何故世界1になれなかったのか?何故世界2位になれたのか?
そろそろまた次の大きな目標に向かって1歩!
フラッグをかかげて進んでいきたいと思っています。
世界大会を終えて約2か月。

色々と振り返ってみました。
実は事前のランキングを見ていて1位の選手(僕は2位)の100mの
成績を見ていたんです。
事前の情報収集ってわけです。
そしたら1位のアメリカの彼の昨年のタイムは
11秒1台という事 ※追い風参考で11秒0台
僕は昨年は11秒43なんで、0,3秒近く記録の差が・・・。
『厳しいな・・・。』
ちなみに陸上の100mで0,2秒は致命的な差です。
だから世界一になる為にはそれなりのリスクも考えながら
毎日のトレーニングや生活も緊張感を持ちながらやらないと勝てない!
と思っていました。
実際に世界大会の前10日前にSD(スタート練習時)に左ハムの
違和感(軽い筋膜炎)を起こしました。
チーム譜久里としてこの冬は計画的に作っていた身体も
調子もどんどん上がっていくなか、身体もぎりぎりの段階だったかもです。
メンタルトレーナーの平山さんの力も借りてなんとか気持ちも
充実はして挑んだ世界大会初日
予想外の事が起きました。
予選を走ってみると
かなり調子が良い。
『イケる!』
チーム譜久里のお陰とそして大きな目標と緊張感が僕の身体を
良い感じに作ってくれてここ数年で1番調子が良い状態になっていました。
しかしながら
予選を終えて僕は7秒43
全体で2位
ランキング1位のアメリカの選手は7秒38でトップ。
その時に僕の中で作戦が変わりました。
『準決勝で一気にランキングトップに立って相手にプレッシャー与えよう!』

僕の戦略通り!
全体トップ通過で翌日の決勝に迎える事が出来ました。
100mは心理スポーツと言われます。
力んだり、考えすぎたり、リズム狂ったりすると
同じ力でも、結果的に大きく差が開いてしますケースは
多々あります。
そういう事を考えて相手へプレッシャーを与えるために準決勝を走ったわけです。
そして決勝
多分優勝記録は7秒3台前半。
7秒2台を出せば優勝できるとふんでいました。
日本記録は7秒33。
決勝は世界一と日本記録樹立を目指して走りました。

結果的にスタートで力みすぎてスムーズな加速が出来ずに
無理くり出力を上げた感じのレース。
記録は7秒29 日本新記録樹立!!
世界チャンピオンとの差は0,03秒差
『負けた・・・。』
ランキング1位の選手を追い詰めた事と再びここ数年間
壁にぶち当たっている感じもあったので良い走りが出来た事は
大きな自信になりました。
何よりも世界挑戦にあたり
たくさんの方々が応援してくれた事
それが凄く僕の金メダル級の財産となりました。


気づいたわけですよ。
自分はほんと幸せなおっさんって事に・・・。
そして
夢とか目標があるから頑張れるし
その挑戦に向けてのプロセスが結果よりも
もっと大きな価値があったことに!
僕の挑戦はまだまだ続きますが
皆さんのそれぞれの夢も同時に応援しております。
やっぱ
夢中には勝てないですね!!
ほんと夢の中にいるような世界挑戦でした。
その模様は
譜久里武のYouTube(fukuチャンネル)も準決勝・決勝特集の動画を
本日、公開しています。そちらを是非観て下さい。
https://youtu.be/UYWFgcja2ME
では皆さんよいダッシュを♪
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